不動産の資産価値はどの様に判断すれば良いですか?
という質問を受ける事がよくあります。
その時に、私は「価値の変わりにくいものが不動産の価格に反映されているものが良いと思います。」とお答えしています。
一概には言えませんが、例えば立地は、価値の変わらないものの最たる例です。
駅徒歩5分は、何年経っても駅徒歩5分です。
これに対し、建物や建物に備え付けられているモノ等は、老朽化していくので、基本的にその価値は逓減していくものと考えられます。
また、街の人気度というのは、時代の流れで変わっていくものなので、人気のエリアだから価格が高い様な場合は、長い目でみると、資産価値を維持出来るかは、想定し辛いと思います。
購入するなり、既に保有している不動産の価値を考える時は、不変の価値としては、どんなものがあるか、意識すると良いでしょう。
プロの不動産鑑定士の先生が行う鑑定評価は複雑なものですが、50年・100年後も変わりにくい様な要因を素人的に判断しても、ある程度の不動産の資産価値を見極める事が出来ると思います。
ただ、その人にとっての不動産の価値は客観的な資産価値だけではありません。
不動産と関わる目的に応じたバランスを取りながら、自分や家族に合った不動産との関わりが出来るのが、ベストな選択だと思います。
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